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Jeff Beckという生き方 ~ Way of Life of Jeff Beck


Jeff Beck(ジェフ・ベック)、ご存じでしょうか??

ギターの、というより、音楽の師。

彼に会わなければ人生も違ったかも。

初めての出会いは高校時代のライブ。

本名は、ジェフリー・アーノルド・ベック。

1944年イギリス生まれ。御年70歳!

エリック・クラプトン、ジミー・ペイジと並んで、
世界3大ギタリストと呼ばれます☆

年はクラプトンより1歳若い。
見た目はそれよりだいぶ若い!(笑)

2009年に埼玉スーパーアリーナで、
クラプトンとのジョイントライブが ありましたが、
はしゃぐ子どもな ジェフと、
落ち着いたおじいちゃんの クラプトン
…という対比でした(^◇^;)

ジェフ、何がすごいか、というと、
まずは、聴けば一発でわかる、
「ジェフ・ベックの音」。

インストゥルメンタルなこともあり、
TVなどでもよく使われていますよ。

一聴しただけで、「ジェフのもの」と
わかるギター音がまずは最大の特徴。

ポイントとしては、
エレキギターを歪ませた音で、指弾きすること。

ギターをやらない方は普通に思われるかもですが、
エレキはピック弾きが普通。

歪ませないクリーンな音で、たまに指弾きするくらい。

それが、ジェフは基本すべて指弾き。

その特徴的な音は、一聴しただけで、
「彼のモノ」とわかります。

これだけ無数にギタリストがいる中で
すぐに「ジェフだ!」とわかるのは、かなり貴重では?


次に、すごいところ。

それは、「進化を続けていること」

60歳を超えてなお新たな音楽を模索、
ギターの表現力も年々レベルアップ している。

常に進化をするということは、
「常に過去を捨てている」ということ。

これだけの名声があってなお、
次のチャレンジができるのはすごい。

大きく名をあげることになった
名作”Blow by Blow”においても、
それまでのロック路線から、
ロックとジャズのフュージョン
(当時はクロスオーバー)という
新たな領域に挑戦したことが大きな話題に。

なぜなら、当時すでにジェフは、
ヤードバーズ、ジェフベックグループ
…等のグループで、ロック界の重鎮。

それが急に異ジャンルに飛び込むということで、
大きな話題となりました。

もちろん、ただ異ジャンルに飛び込んだだけではなく、
その完成度の高い音楽性も話題に。

「常に進化できる」ということは、
常に進化するための種を手にしているということ。

進化を求める様々な必然によって、
新たな進化が偶然生まれる。

その作業を70歳を超えたいまも
変わらず続けていること。

それがジェフ・ベックの凄さ。

今でも、各アルバムは実験性に富む
毎回違った趣向のもの。

同じくらいの、70を過ぎた人は、
過去の曲のトリビュートなどを
制作していてもおかしくない時期。

そんな今ですら、その先を見据えた
新たな音楽にチャレンジしている。

「色褪せない先進性」、
それも ジェフ・ベックの魅力かなと。

…と、ジェフ・ベックの魅力ばかり
話してしまいましたが、たぶん欠点もあって。

ひとつ、飽き性(笑)

2-3枚のアルバムでのメンバーチェンジは普通。

次にやりたいことができたら、
すぐにそっちにシフトしてしまう。

そこが魅力でもありますが、
まわりのメンバーにとっては、
結構大変かもしれません( ̄◇ ̄;)

ジェフ・ベック、ちなみに趣味はカスタムカーいじり。
家はイギリスの古城に住む。

預金通帳を見て、金額が減ってくると
全世界ツアーに出て回るとのこと(笑)

世界中にコアなファンがいて、
錆びない、老けない音楽を奏でる。

そんな生活。

ジェフ・ベックという生き方、よくないですか??

私、音楽だけではなく、人生でも
ジェフ・ベックを師と仰いでいます。

「飽き性だよね!」と思う時があれば
ジェフ・ベックのせいです( ´ ▽ ` )ノ

他意はありません。
目指す所を間違えた結果です(笑)
ご勘弁を~。

ジェフ・ベック、気になった人は
まずはぜひ音楽を聴いてみて!

きっとそのかっこよさにハマるはず。

で、さらには、その生き方にも
ハマる…人もいるかも!?

一緒に道を踏み外しましょう(笑) 

おすすめのCDもいくつか紹介しておきますね。
 

まずはこれを外すわけにはいかない名盤中の名盤。
“Blow by Blow”、なんと1975年発売。

“Cause We’ve Ended as Lovers”、
日本語訳「悲しみの恋人達」はあまりにも有名。

ギタリストの教科書と呼ばれることもあり、
ニュアンスを大切にした表現力豊かなギターは必聴。

当時クロスオーバーと呼ばれ、
ロックとジャズの垣根を壊した歴史的1枚。

続いて”Wired”、1976年発売。
Blow by Blowの続編ともいうべき作品で、
より完成度が増したこの作品を
最高傑作と呼ぶファンも多い名盤。

1曲目の”Led Boots”は40年近く経つ今でも
ライブの定番であり、そして、
今聴いてもかっこいい!

そして新しいもので”Who Else”、1999年発売。

久しぶりのリリースでしたが、
そのクオリティとチャレンジに全世界が驚いた1枚。

1曲目の”What Mama Said”の高揚感には
音楽好きだと胸が高まるのでは?
ジェフ流ブルースの”Brush with the Blues”も
素晴らしい仕上がり。

レコーディングや当時のツアーには、
MJのツアーギタリストも務めていたことがある
ジェニファー・バトゥンがバンドに入っていました。

さらに間髪入れず2001年に発売された
“You Had It Coming”はさらに攻撃的。

近年はあまりないボーカルありの曲、
4曲目の”Rollin’ and Tumblin'”が超クール。

そして毎回1曲はある美しい曲は5曲目”Nadia”。
ここでも美しく心が洗われるような名演です。

以上、おすすめはまだまだありますがこれくらいで。

ちなみに1番好きなのはライブの定番のビートルズのカバー
“A Day in The Life”ですかね。

ギタリストはもちろん、それ以外の人にも
刺激的な音楽なのでぜひ一聴を。

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Sho@MBA-Investor-President

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