現在、サイトリニューアル計画準備などもあり、
人生上質化®サイトの更新を止めていますが、
先日特定非営利法人アイ・エス・エルの野田智義さんから
「リーダーシップの旅」についてお話を伺った際の日記を
見返す機会があったので、備忘も兼ねて残しておきます。
「リーダーシップ」を考える際の1視点として参考になれば。
(2017年6月時点の思いの記録として、以下抜粋)
※野田智義さんプロフィールはこちら
日本興銀、MITスローン校でMBA、
ハーバードで博士号を取得、
LBSやINDEADで教鞭をとった後に帰国、
リーダーシップ教育機関ISLを創設。
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野田さんのお話をお聞きしながら、
私自身の経験や価値観を改めて振り返りつつ、
目指すリーダーシップについて考えていました。
お話の中思い当たる経験や考えが多くありましたが、
リーダーシップの旅は、MBA在学中の学びを
記録するために開設したブログのテーマである
「人生上質化®」、その英語題としている
”Life of Choice”と通じるところが多くあるのではと。
「誰しもがリーダーになろうと思ってなったわけではなく、
自分が納得していれば、リーダーシップが生まれる」
「人生上質化®︎」、”Life of Choice” では、
自身の本当の 気持ちに従って、
「選択」していくことを大切にしていますが、
自身が納得して選択をしていくことが、
リーダーシップに繋がっていくのではないか。
選択の結果は運やタイミングに左右されうるものの、
自分の頭できちんと考え、その時に取りうる
ベストと思った 選択であれば、
後に後悔することはない。
自身で熟慮して納得し、勇気を持って動いた結果が、
野田さんの言葉では「轍」となり、それが結果として
リーダーシップを形成していくのではないか。
経験上もそうしたひとつひとつの積み重ねが
今につながっていると感じており、最近では、
ありがたいことに自然と価値観が共鳴する人々との
コラボレーションも日々生まれており、
引き続き、自身で決断し、勇気を持って進むことを
続けたいと思います。
なお、他にもお話を聞きながら考えていたことについても、
まとまりないままですが、後に振り返ることができるよう、
下記に残しておきます。
・見据える目線について
『「日本を」よくするという人は、結局日本をよくできない。
世界をよくする、ユニットを1つあげるべき』
これは地方活性化もそうではないか。
地方活性化のために、「地方だけ」をよくするという
視点で、「地方発」、「地方の問題解決」を
はかろうとすると限界がある。
その考え方で解決できるのであれば、
とうの昔に解決されていたはず。
今まで解決できていないのであれば、
地方だからこそ、「世界最先端」の視点や
人材を積極的に混ぜ込む視点が
必要なのではないか。
ユニットをひとつあげるべきという視点は、
地方活性化の持論に通じるかと感じたと同時に、
「日本にないもの」という視点を主に考えていた
諸々の新事業構想について、
再度「世界で戦う」視点も入れ込んで、
目線をあげたものも検討してみようと改めて。
・「今」できることについて
マザーテレサのお話の中で考えた、
「今助けられる人を助けられるか?」という点。
高尚なビジョンや目指す世界は必要であるものの、
今できること、今しかできないことは、
それはそれで対応すべきという視点も
あるのではないか。
有限の人生の中ではタイミングも重要であり、
今できることをきちんとやる、身近な人を
助ける視点も忘れずに持っていたいと改めて。
目線ははるかかなたを見据えながらも、
愚直な1歩を積み重ねなければ、
目指す世界は近づかず、説得力もない。
・恩返しや感謝、教育について
「もらったものは3倍返し」、
「giftの循環」については、先日まさに
同様のことを学生さんにも話していたところで。
学びや感謝を受けた相手に返す必要はなく、
他で活かしてくれればそれでいいと。
また、「熟していない柿は落ちない」、
「旅に出る勇気を育む」、
「aspirationを植え付ける」…といったことも、
大学や大学院での講演や中高生に
起業について教える ボランティアの機会などで
思っている自身の考えと近く。
全員に、全ての内容が響くことは
実は当初から意図しておらず、1人でも、1mmでも
各自の人生をよりよく進めるヒントが得られたなら、
それで十分話す意味があったと思っており。
「答え」を教えるのではなく、自分がやりたいことを
やりたいようにやって、輝く人生を送るための
術を教えることが教育であり、選択肢や視野を
広く持つことで、各自が勇気を持って、
納得して旅に出ることができるよう、
そして、できればそれがいい旅になるよう、
引き続き力になれたらと思っています。
「情けは人の為ならず」という座右の銘もありますが、
それも近いところで返ってくることを期待して
活動はしておらず。
いつかたくさん仕掛けたものが知らないところで
芽が出て、大きなサプライズとして触れ合い、
コラボレーションする機会が生まれるといいなと
期待しています。
・訴求対象や判断基準について
「わかる人はわかる」で本当にいいのか?は
自身でも考えたことがあるテーマであり。
また、メディアに出る出ないなどは、
良否よりも好みでの判断になるものもあり、
自身はどう捉えるかと改めて考えており。
野田さんからは「美しいかどうか」という
お話ありましたが、自身は以前から
「かっこいいかどうか」で判断していたなと。
判断基準としては、「ビジネスで世界を変える」という
学部時代からのビジョンへの合致度はもちろん、
人の為になるか?、より難しい方は?
…など時々で考える視点もありますが、
好みという観点では、「かっこいい」と思えるかの軸で
判断している場面もあり。
例えば、お金を稼ぐ方法はたくさんありますが、
それが「かっこいい」と思えなければ、
やらないようにしています。
緒方貞子さんのお金に色はないといった話もあり、
目標達成のために手段は柔軟に考えるべきとは
思っており、「わかる人にはわかる」ではなく、
広く響かせる努力や工夫も時には必要だったり、
好みでの判断を変えるべき場面も
今後ありうるのかなとは改めて考えていました。
変えるべき、変えないべきの判断は
慎重にすべきだと思っていますが、
柔軟に考える必要性も改めて意識しようと。
・世に問うことについて
デスバレーを抜けられるか?は、
フリーランスや起業初期は特に重要と実感しており。
自身で何かを世に問う際には、会社の看板が外れ、
自分が試される感覚は強く感じるもので。
そこを試す勇気を持てるか、
そこを超えられるかどうかは、
組織人としての生き方で感じるものとは
大きく異なるものであると感じており。
…大変ですが、やっぱり楽しいなと。
ここは向き不向きもありますが、
好みにもよりそうですね。
最後に、全体のお話を通じて
”Life of Choice”の他にも
ぼんやりと思い浮かべていたものとしては、
「旅の終わりの音楽」という本があり。
”Psalm at Journey’s End”というタイトルで
著者はノルウェー在住のErik Hansen氏。
学生時代に原著を読みましたが、
タイタニックの沈没の際に最後まで演奏を続けた
楽団員のお話。
それぞれ全く別の人生を歩みながら、
最後は同じ地で沈む。
運命論者ではないですが、人生、そういったものは
多分にあるのかなとも思っており。
自身の旅を続ける中で、どんな人と出逢い、
最後にどこに行き着くのか、楽しみです。
「人生は短い。だからできるだけ遠くへ行こう」
by 冒険家・投資家 ジム・ロジャース
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以上、2017年6月の日記から引用。
諸々のサイトの更新を止めてしまっていますが、
形はどうあれ、考えたことを残す場は作りたいなと。
諸々構想はあるので、年内に実装・移行できればと。
より価値のある、面白いものにできればと思います!
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Sho@MBA-Investor-President