フライドプライド

圧倒的パフォーマンス!フライドプライドライブ ~ Fried Pride Live at Roppongi


六本木ヒルズで行われている
無料のジャズライブに潜入。

正確には、
“Summer Station Night Live”

六本木ヒルズ横のステージにて
日替わりでライブが無料で(!)
楽しめちゃうという夏のイベント。

コカコーラやタマホームが協賛で
テレビ朝日が主催している模様。

で、ジャズナイト初日がFried Pride。

フライドプライド2

17:00からと書いてありましたが、
Fried Prideの登場はトリで
19:00くらいがライブスタートでした。

メモはしていなかったので、
曲順・曲名は正確でないかもですが、
セットリストは大体こんな感じでした。

1. Eat the Rich
2. My Sharona
3. Close to You
4. Bad
5. Smile
6. Burn
7. Dig It !

オープニングはなんとエアロスミス!

Fried Prideを初めて聴いたのは
2005年の”two, too”だと思いますが
実はライブの経験は初めてで。

初めのきっかけは忘れましたが、
時期を考えると、
ギタリストかブルーノート目線で
色々聞いていた中で知ったのかと。

ご存じない方向けに簡単に紹介すると
Fried Pride(フライドプライド)、
2001年デビューで、
ボーカリストShihoさんと
ギタリスト横田明紀男さんのユニット。

NYや東京のブルーノート公演など
ライブもたくさんやられているようですが
なかなかタイミングが合わずで。

イメージが”two, too”のものだったので
実は「ジャズユニット」と認識していて。

なので、1曲目がロックでちょっとびっくり。

しかも、ボーカルもギターも圧倒的。

一瞬で場の空気が変わったのが見えた。

ステージには、たった2人だけ。

でもその2人が音を出した瞬間に
完全に別世界になった感じ。

音楽に詳しくない人でも、
「とんでもない2人」とわかったはず(笑)

メロディとリズムを同時にきざみ、
手数が多く、パーカッシブなギターと
太く力強いボーカルが絡み合う。

CDで想像していたものではありますが
生の迫力はまた段違いで。

アコースティック中心のギターでも
ロック感がこんなに出ることにもびっくり。

最初の2曲はロックテイスト、
続いて3曲目はテンポを落として
しっとりと”Close to You”。

paris matchとはまた違う雰囲気で
カバーする人で色が出るのを実感。

そして中盤はMJの名曲。

ギタープレイも曲調でだいぶ違くて。

タッチのニュアンスから
カッティングの強弱、ハーモニクス、
パーカッションの組み合わせなど
すごく細かく弾き分けられていて。

エフェクターも3つくらいありましたが
ボリュームやトーンの補正程度で
ほぼプレイで色付けしていたイメージ。

ギターの表現力を改めて感じます。

そして、チャップリンの名曲”Smile”

最初に歌詞の日英をShihoさんが
詠んでくれて。

歌詞の意味をじっくり知ったうえで
曲を聴けたので、またじわじわきて。

元々メッセージ色の強い曲ですが
ネイティブでないとなかなか英語では
メッセージを噛みしめられないもの。

曲を、メッセージを、より深く伝えたい
…そんな思いも伝わってきて
なんだか温かい気持ちになれましたね。

終盤はDeep Purpleの名曲”Burn”

そう、協賛がタマホームなので、
ラストのコーラスは”Tama Home!!”
…の大合唱。

観客だけではなく、
スポンサーにも優しい(笑)

そしてラストはオリジナルの”Dig It !”

最初に買ったアルバムの曲なので
思い入れもあり嬉しかった!

超絶技巧のギタープレイも堪能。

さらに、曲中にはなんと横田さんが
観客席に下りてきてくれて。

さらにさらに、横田さんのギターを
触らせてもらえるという超サプライズ!

最前列にいて心底よかったー(笑)

…と、1時間弱の圧巻のライブでした。
このレベルのライブが
無料で楽しめるのは素晴らしいですね!

ライブならではの気づきという意味では
まず、横田さんの手が大きいこと!(笑)

某有名ギタリストが手が大きい(重い)と
いい音で弾ける…みたいなことを
昔インタビューで言っていた気がしますが
音がいいのはそういうのもあるのかなぁー。

まぁ、もちろん大きいだけで
あんなに弾けるわけはないのですが(笑)

全編指弾きなので爪が
かなり長かったのも印象的でした。

ほかの気づきは、
ShihoさんのドSっぷりが
ハンパないこと!(笑)

なんとなく、S系だと薄々感じていましたが
MCや立ち居振る舞い、すべてがドS!

ここまでドSだと、気持ちいいですね!

自分はどちらかというとドSだと
自覚していますが、Shihoさんと比べると
だいぶMだわーと思いました(笑)

ライブ後にはお2人のサインをいただき
握手もしていただきました!

フライドプライド

日付も入れてもらえてうれしい!
記念になりますね。

横田さんにメディアのことを話しましたが
見てくれたら超嬉しいなー。

大ファンのparis matchのお2人も
このサイトを見ていただけてるようなので、
Fried Prideのお2人にも見ていただけたら
泣いて喜ぶ!(笑)

せっかくなのでおすすめのアルバムを
いくつか紹介しておきますね。

最新作は”Rocks !”
名前の通り、ロックの名曲をカバー。
Eat the Richとか、
クセになるMy Sharonaとか好き。

続いて、出逢いのアルバム”two, too”
最新作よりだいぶジャズ寄りですかね。
Part time LoverとかDig it !とか必聴。

ラストは映像作品も。
特に横田さんのギタープレイは
目でも楽しめるので未経験の方はぜひ。

ライブの良し悪しは結構わかれますが、
Fried Prideはライブをぜひ体験すべき、
そんなタイプのミュージシャンかなと。

CDや映像で気になった方は
ぜひライブを体験してみては?
きっと圧巻のライブを楽しめるはず☆

なお、当日はFried Prideの前に
牧山純子さんというヴァイオリニストと
横田さんのデュオのライブもあって。

写真を見たイメージと違って
熱い演奏をされるヴァイオリニストで
ギターとヴァイオリンのデュオは
初体験だったのですが、
手数が多い組み合わせで
伸び伸びとしたダイナミックな空間使い。
かっこよかったので、牧山さんも紹介。

※追記
なんとShihoさんご本人が記事を見てくれ
メッセージまでいただいちゃいました!

なんと、実体はドSではないらしく!(笑)

でも確かにサインして頂いている時は
ステージ上の「オラオラ系」では全然なく、
ソフトな印象でびっくりしていたりして。

ステージに上がると
普段と違うスイッチが入るのかも!?

てか、勝手にドSとか書いちゃってたので
見ていただくのは嬉しいですが恐縮で…。

まぁ、でもステージ上はドSなので
記事訂正はなしです(笑)

ドSじゃないShihoさんも見てみたいです!
ライブ行ったらまたドSな気はしますが(笑)

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Sho@MBA-Investor-President

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